海外映画に日本車が登場すると誇らしげな気分になるのはなぜなのでしょうか?
栄光をプレイバック
かつて日本車は海外映画の中で存在感を見せ、映画を彩る小道具の域を超え、ジャパンメイドのクルマの海外での地位向上に一役買ってきたと言っても過言ではないでしょう。
それではその代表的なスター達の栄光を振り返ってみましょう。
◆ スター一番手は何と言っても「トヨタ2000GT」
多分に個人的な趣味が反映されている事には目を瞑っていただくとして、トヨタ2000GTが紛れもない名車である事に異論を唱える方はいらっしゃらないと信じています。
「トヨタ2000GT」が登場するのは知らぬ人はいない「007シリーズ」の第5作日本を舞台にストーリーが展開する「007は2度死ぬ」のボンドカーとして抜擢されています。
しかしながらこのボンドカーと言う位置付けには少々疑問が残るようです。
実際に劇中でジェームズボンドが自ら2000GTをドライブするシーンは残念ながらありません。
その訳はと調べてみると、「2000GT」の全高が低くジェームズボンド役のショーンコネリーの大柄な体では収まりきらない!
仕方なく市販モデルにはない「オープントップ」に仕様変更。
それでも俳優とクルマのバランスが悪く主役自らの2000GTドライブというシーンは断念されたようです。
それゆえ幻のボンドカーとも言えるかもしれません。
この「トヨタ2000GT」をあまりご存知ない方に簡単にプロフィールをご紹介しておきましょう。
1967年日本初の本格的GTカーとしてデビュー。
しかしながら生産台数なんとわずか337台!
トヨタは2000GTを最初から量産モデルとしてではなく、世界に日本の技術力を見せつけるための戦略車として、当時の技術の粋を結集して開発したのです。
こうした事から見ても「トヨタ2000GT」の銀幕デビューが「007」という大ヒットシリーズの準主役と位置されるボンドカーだったのは極めて妥当だと言えるでしょう。
◆ジャッキーチェンは「三菱自動車」ファン?
http://car-me.jp/articles/2733 写真は三菱HSX「シティーハンター」で登場」
さて、次なる銀幕を飾った日本車はジャッキーチェン主演映画に数多く登場する「三菱自動車」
車種も多岐にわたり随所に顔を出します。
もちろんスポンサーうんぬんといった商業的な面があることは疑う余地もないですが、ジャッキーチェンといえばド派手なカーアクションが付き物です。
片や三菱自動車といえば、世界各地のメジャーラリーにパジェロ、ランサーといったクルマで参戦し、名を馳せるメーカーです。
ハードワークに耐えるクルマ造りに定評があるメーカーとしてこのマッチングは極めて自然と思えるのは私だけではないはずです。
◆ 本家アメリカを唸らす数々の日本車達
今回ご紹介する最後はまさしくクルマが主役の映画!「ワイルドスピード」
カーアクション大大大好きの本家アメリカの既に7作を数える大ヒットシリーズです。
ここには日本の複数メーカー、複数車種が次々と登場し、豪快にかっ飛ばし、惜しげもなくクラッシュしています。もちろんCG合成もされているのでしょうが。
第1作では特に登場頻度が高くレンタルDVDでも借りてきて仲間とお酒でも飲みながら日本車探し!なんていうのも面白いかもしれません。
それぐらいお馴染みの日本車が「トヨタ スープラ」を筆頭に次々登場します。
http://carcast.jp/images/218131 写真はトヨタ スープラ
アベノミクス・円安のおかげでメーカー各社とも順調に潤っているようです。
内部留保を膨らますなんてことはやめて、開発に資金投入し、この期に世界をあっと言わせるようなクルマを世に送り出して欲しいものです。
それが「ジャパンプライド」ではないのでしょうか?
栄光の日々よ再び!